かねてから噂されていた、4代目となる新型のBMW X5が日本国内で発売開始となった。と言っても、今日2019年3月3日に開催された東京マラソンの先導車として採用されたニューBMW 3シリーズセダンのほうが露出が高いか？
去年3代目X5 (F15) を買った身としては大いに気になるので、少しずつ違いを調べて書いていきたいと思う。
新型「BMW X5」の日本国内販売がスタート 〜3代目 (F15) と4代目 (G05)の比較
というわけで今日はサイズについて。
車のフルモデルチェンジの世界的な流れとしては、エンジンは環境問題の影響もあってダウンサイジングターボが主流になっているけど、ボディーサイズが小さくなるというのは、国内外問わずほとんど聞いたことがない。
理由はよくわからないけど、国土も道も狭い日本にとってはなかなか大変だと思う。
なので国内メーカーは、特に車幅に関しては大きくしつつも限界値というものがあるのだと思うのだが、海外メーカーについては果てしなく（！）大きくなり続けているように感じる。
Cセグメントの世界的な代表といえばフォルクスワーゲン・ゴルフはすでに全幅が1,800mmに達し、その弟分であるBセグメントのポロでさえ現行モデルから1,750mmと日本の3ナンバーサイズになった。
ちなみに日本の3ナンバーの基準は「全長4,700 mm以上、かつ1,700 mm以上、かつ全高2,000 mm以下、かつガソリン車の場合は総排気量が2,000 cc以上」とのこと。
さて、巨大化を続ける海外勢の元祖SUV（Sport Utility Vehicle、BMW流ではSAV=Sport Activity Vehicle）である新型X5のサイズとは！？
全長×全幅×全高 = 4,935×2,005×1,770 mm
先代の3代目は、
全長×全幅×全高 = 4,910×1,940×1,760 mm
なので、
全長で25 mm、全幅で65 mm、全高で10 mmも大きくなった。全幅はついに2 m超えだ。
ただし、3代目のMスボーツは全幅が1,985 mmで、新型のMスポーツは他のパッケージと同じ2,005 mmのままなので、実質は20 mmアップといえるのかも知れない。
そうは言っても、実際に3代目に乗っていると駐車場に入れるのは結構気を使うし、実は未だに入り口が狭くて入るのが怖く、車を買い替えてから行けない駐車場もある。
いやはや大きく成長したもんだ。フェラーリやランボルギーニなどに乗っている方って、やっぱりフェラーリに乗ってスーパーに買い物に行ったりしないんだろうから、こんな心配はしないんだろうね。
まとめ
今度、ヤナセに行って試乗してみよう。
買い換えるわけではないけど、比較してみるのも楽しそう。