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【No.1】大腸がんステージⅣ〜治療の経緯

大腸がんと診断されてから、いったんの治療が完了するまでの経緯を振り返ってみる。

2020年3月くらいから、便の調子が悪くなっていって同時に腹痛の自覚症状も出てくる。特に夜に腹痛で何度も起きてねれない日が続いた。

ようやく重い腰を上げて病院で検査をしてもらう。湘南記念病院でCTを撮って診てもらったが、紹介状をもらい湘南鎌倉総合病院で精密検査。

4月18日に、胃と大腸の内視鏡検査を行い、大腸がん=S状結腸がんであることが判明。肝転移の可能性もあり。

この段階では手術はできる状態ではなく、4月28日から抗がん剤での治療からスタート。

抗がん剤の治療は、病院のオンコロジーセンターに通院し3時間ほどかけて点滴、その後2週間は自宅での服薬治療、最後の1週間は体を休める、という合計3週間で1サイクルで実施する。

途中何回かのCTやMRIなどの検査を行う。そのときに転移している肝臓と肺の腫瘍の状態も確認。

8月までに合計8サイクルの抗がん剤治療を行い、肺へ転移していたものは消え、肝臓に転移した腫瘍も切除可能な大きさと数になり、もともとのS状結腸の腫瘍もかなり小さくなった。

これで手術可能な状態までになったということで、S状結腸の切除と、肝臓の一部切除を2回に分けて手術を行うことになった。

1ヶ月の期間をあけて10月12日にS状結腸の切除手術、経過観察後に年明け2021年1月5日に肝臓の一部切除の手術を実施。

術後の検査でも腫瘍マーカーはほぼ正常値まで戻り、CTでも転移がないことを確認できている。

この後は、3ヶ月に1回のペースで検査を行っていき、5年くらい転移がないことが確認できれば、まずは一安心とのこと。

こんな感じだろうか。

書いてしまうとあっという間の1年だけど、精神的にも体力的にもタフな1年だった、我ながらよく頑張った。

今日は術後4回目の造影剤を使ったCT検査で、この結果の診察は再来週12月17日。

体調的にはまったく問題ない日々を送っているし、問題ないといいね。

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