こんにちは、ものマニア&ファッション好き、細かいことを気にして、そして細かいことにこだわるぴろしです。
一昨日HHKBの電池が切れたので交換したら、家にあった単3の乾電池の在庫がなくなってしまったので、買おうと思ったときにふと「充電池にした方が安い?」と思い、値段などを調べてみました。
考えてみると、うちにはリモコンくらいしか乾電池を使うものはありません。
なので頻繁に切れるものでもなのですが、職場でパナソニックのエネループを使っていので、少し使ってみたいという感じですが、まぁコスト的にどうなのかを考えてみます。
購入金額
単3乾電池は、アマゾンで東芝製が20本で630円なので、1本あたり31.5円。パナソニック製だと1,800円なので、1本あたり90円。なんで約3倍も値段が違うんでしょう?
対して、充電池だとパナソニック製のエネループが20本で、7,580円なので1本あたり379円。
同じパナソニック製で比べても、充電池のほうが4倍以上高いです。
とうぜん充電器も必要で、標準充電器で1,880円、急速充電器だと2,290円でした。けっこう初期投資が必要です。
使い続けると・・・
1本の単3電池がどれくらい持つのかはわかりませんが、例えばHHKBのキーボードで使用する2本が1年間持つと仮定すると、乾電池の場合に1年間にかかるコストは31.5円×2=62円。
対して、充電池だと379円×2=758円。更に標準充電器が1台必要なので、初年度は2,638円かかることになります。
これの元を取るためには、2,638円÷62円=約42年かかることになりますね。充電する電気代は入れていませんが、充電器は複数台数は必要ないとして計算から除くと、758円÷62円=約12年以上かかります。
充電池って12年も持ちますかね? 一応、パナソニック製のエネループは、2,100回繰り返し充電できるとあるので、大丈夫なのでしょう。おそらく。
充電池にする理由
LEDの電球などもそうですけど、これにする理由ってランニングコストで元を取るのではなく、廃棄するゴミを削減することが目的と考えるべきなんでしょうね。
こうやってコストを計算すると、ペイするまでには結構時間がかかります。
これって、ガソリンエンジンの車と、ディーゼルエンジンの車や、ハイブリットエンジンの車、電気自動車の比較をするときにも同じですね。
クルマ本体の価格差を、ランニングコストであるガソリンや軽油、充電コストで元を取るには何年かかる、どれくらい走ると元が取れるかで決めるのではなく、CO2排出量のことや再生可能エネルギーのことなどを考えるわけですね。
で、結局コストが安く手間もかからない乾電池にしました(笑)。